施工データ
お客様住所 | 栃木県市宇都宮市 |
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業種 | カーボディコーティング工場 |
施工箇所 | 工場 |
使用床材 | 水系硬質ウレタン平滑ハード工法、一部MMAメタクリル樹脂平滑工法 |
施工内容 |
クルマのキレイを徹底的に追及されているこちらのお客様はカーコーティングの技術力、信頼性が県内ダントツNO.1だと言われている会社様です。 それは、「ドクター的手法」と言われていて、車を入念に診断し完全に状態を把握してカルテを作り、まるで車のお医者さんの様にお客様に親身な気遣いで接しています。 作業する水は水道水は使わず、ろ過された純粋を全ての工程で使用するといった徹底的なこだわりがありました。 そのようなお客様ですから、設備投資には妥協しません。 現在の作業ブースはカラクリートが施工してあります。 カラクリートは新築時のコンクリート打設時に材料を散布し同時に施工する方法で下地と一体化し、剥離がない材料ではありますが、コンクリート打設と同時仕上げの為、質感はコンクリートと一緒で表面の微細な凹凸が存在し、磨耗はある程度進行しやすくタイヤの跡なども目立ったり、劣化してくると水で塗れた箇所が濡れた色に変わってきたりということもあり、あまり美観に関しては優れているとは言えません。 それに何と言っても、新築時のコンクリート打設時以外の改修工事が出来ません。 今回、お客様が気にされていて改修しようとした理由は、作業ブースの床でコーティング後にきれいに生まれ変わった車をお客様にお見せしたり、写真を撮影するのに床もきれいでなくてはという考えからでした。 そこで、当社扱い塗床材の中でも、特に仕上がりの良い、水系硬質ウレタンの平滑ハード工法の艶のある工法を選択させていただきました。 この素材は美観だけでなく、重量物往来のタイヤによる磨耗を特に抑えられる素材であり、床への落下物での衝撃においても優れたものです。 一部、各ブースへの入口のスロープ部はペースト材料では流れてきてしまうのを避ける為、モルタル超速乾材であるMMAメタクリル樹脂にて施工させていただきました。 清掃性も格段に向上し美観は光沢のある艶あり仕様にしたことで、きれいに仕上がった車とバランスがとれた環境となりました。 |