施工データ
お客様住所 | 栃木県市鹿沼市 |
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業種 | 食肉加工工場 |
施工箇所 | 洗浄室 |
使用床材 | 水系硬質ウレタン3mm工法 |
施工内容 |
食卓を彩る様々な食品の中でもやはりメインとなるのはお肉です。 今回はそんなお肉を安心・安全で美味しく、食べやすく加工する工場様の床の改修工事です。 ご依頼いただいたお部屋はお肉の洗浄室です。 肉は、生ものである為、安全な状態で出荷するのに大切な工程であり、洗浄は特に工場様が気を使う工程の1つです。 機械を使ったり、手作業だったりで冷水や熱湯等を高圧でかけたりし洗浄・除菌していきます。 お客様が気にされていたのは、塗床の剥がれです。以前主流であったエポキシ樹脂での塗床なので、たくさんお肉を載せたキャスター付きのかごが、毎日頻繁に往復すると割れて剥がれてきます。 運搬経路はだいたいいつも一緒なので、一旦剥がれだすと、キャスターが割れた箇所に引っ掛かり、どんどん剥がれ箇所が拡大し、今度はそこを避けようと少しずらした経路にすると、今度はそちらが剥がれだしてきます。 問題は、キャスターが割れた箇所に引っ掛かった時、プラスチック系の塗床は以外にパチンと遠くまで飛ぶことがあることです。 また、割れた破片が直置きのかごがあったりしてその下に付着して気づかず積み重ねしなおしたり、単に作業する方の足の裏に付着したものが動きにより飛び跳ねることがあるかも知れません。 それにより異物混入等があっては大変です。 今回のお客様は、そういう事例をご出席する様々な会合でお聞きになり、問題が発生する前に手を打つことが肝心だとおっしゃっておられました。 それに加えて、水が多く撒かれ、お肉の油分も落ちるお部屋ですし、包丁などの刃物も場合によりお使いになるでしょうから作業する方の安全も考慮し滑り止めの床であることも大切になります。 抗菌・防カビ機能もあれば尚良いことでしょう。 工場様は土曜日のみがお休みとのことで、2週に渡り、区画を分け、既存のエポキシをまず撤去し、材料はコンクリートへの密着性、耐久性、滑り止め、防カビ・抗菌で臭いもない水系硬質ウレタンを選定し施工させていただきました。 厚みは剥がれた既存塗床の下のコンクリート自体の傷みはほぼない状態であった為、3mm仕様で十分と判断しました。 施工後は衛生的で、密着が抜群で剥がれにくい安全な床に生まれ変わりました。 当社の保証期間は業界で例のない2年であり、私達の耐久性における自信の現れです。 またそれはお客様が保証があることで、安心していただくという意味合いもあるのです。 健康な体を保ち、長寿の秘訣としてお肉は美味しいだけでなく、人間にとって必要な食べ物です。また最近は美容にも良いとされています。 このようなきれいな工場様で、今後どのような食肉加工製品がお作りになられるのか本当に楽しみです。 |