屋上防水工事

東京フロアサービスのウレタン防水工事

ウレタン防水工事とは・・

ウレタン材を屋上に塗り上げていく防水工事です。工法にはウレタン密着工法とウレタン防水通気緩衝工法がありますが、リフォーム会社や塗装会社が行う単なる塗装とは違い厚い塗膜をつくる左官作業による工事です。特にウレタン防水通気緩衝工法は防水専門業者だけが出来る専門性の高い屋上防水工事になります。

特徴

複雑な形状の場所でも施工可能

液状のウレタン材を塗り上げる施工方法になりますので、複雑な形状の屋上でもキレイに仕上げることが可能です。ゴムシートなどシートを貼る工法だとつなぎ目などが出来てしまいます。

メンテナンスと改修工事が容易

ウレタン防水工事後メンテナンス・改修工事として塗り重ねが可能です。国土交通省Ｘ‐１仕様の標準的なケースですと、5年毎にメンテナンスとしてトップコート（最上層の塗料）を施工すれば15年程度の耐久性が可能としています。

密着工法と防水通気緩衝工法の違い

ウレタン防水工事は防水工事の46%を占めているといわれております。最も主流な防水工事になります。しかし、「密着工法」と「防水通気緩衝工法」にはメリットに違いがあります。

ウレタン防水工事においてトラブルとなるのは、施工後の「ふくれ」です。これは下地に含まれていた水分が蒸気となり防水層を膨らまします。

「防水通気緩衝工法」はこういった水分対策に優れています。通気緩衝シートが水分を吸収し、脱気筒の設置により水分を逃がすことが出来ます。
これに対し「密着工法」は「防水通気緩衝工法」よりは劣りますが、コスト面においては優れています。

どちらを選択するかは、施工箇所の状況や予算を考えて総合的に判断するのがいいかと思います。東京フロアサービスではお客様にしっかりと適切にご提案させていただきます。

ウレタン防水工事の施工手順

1. 

   高圧洗浄と既存防水層の撤去

   施工箇所を高圧洗浄して汚れを除去した後、古い防水層の撤去と劣化したコンクリートを削っていきます。

2. 

   プライマー塗布と通気緩衝シート貼付け

   下地材カチオンを塗布した後、ウレタン材の接着剤となるプライマーを塗布していきます。「通気緩衝工法」の場合はプライマーの上に「通気緩衝シート」を貼ります。

3. 

   ウレタン材の塗布

   防水層となるウレタン材を塗布します。液状のウレタン材は複雑な形状部分にもキレイに仕上げることが可能です。ウレタン防水層は3層塗ります。

4. 

   トップコートの塗布

   最上層の保護塗料となるトップコートを塗布します。遮熱効果がある高機能の塗料を塗布すれば屋上を夏の暑さから防ぐことも出来ます。

5. 

   改修工事　完工

   完工です。ウレタン防水工事は施工後のメンテナンス、改修工事を考えればメリットの大きい工法です。